種との過ごし方について

金属や石などのアクセサリーとは異なるものとなります。種子本来の質感を感じていただきたく、表面にはなにも加工を施していません。
作品にする前に、身につけられるかどうか、しばらくの間ともに過ごし種を選んでいますが、
自然のものですので、扱い方によっては傷がついたり、壊れやすく、繊細です。
気に入っていただき、毎日身につけたいと思っていただけること、嬉しく思いますが、種に負担がかかり、寿命が短くなってしまうことがあります。
衣服、そしてわたしたちと同じように、お休みを挟みながら、日々共に過ごしていただけますと、より長くそばで楽しめるかと思います。
髪に触れる時、ストールを巻く時、耳元、手元。
このアクセサリーを身につけている時は、いつもより少しゆっくりと、ご自身のからだにも意識を傾けてみてください。
 
また、水に濡れることで質感が変わる種もあります。
入浴の際、リングに関しては手を洗う際なども外していただくよう、お願いいたします。
特に月桃は薄い白い膜に包まれており、それによって美しい淡いグレーの色を見せてくれています。
水に濡れたり、摩擦によって、その膜が毛羽立ち、次第に剥がれてくることがあります。
表面の変化を感じた時は、指先でそっと撫で、膜を少しとっていただくと、次第に濃いグレーの色をした種子が現れます。その姿を変えた様もまた美しいと思いますので、時を経て眺めていただけたらと思います。

変わらず光をともなう、そういったアクセサリーではありませんが、
ずっと同じではいられない変化するもの、弱さのある存在をからだと共にすることで生まれる空気感、 それらに触れる時には、自ずとそっとやわらかな所作になる。
なにかに接する時のこちらの態度は、そのまま同じように返ってくるかと思います。
大切に、やさしくお取り扱いいただけますと幸いです。