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植物を眺める、その時の空気をもしも身体と共にできたなら、と身につけるものをつくりはじめました。
わたしたち人間が生まれる遥か昔から存在していた植物。

わたしたちは花を求め、眺め、楽しみます。
けれど花は植物の生きる過程のひとつにすぎず、きれいな色、模様、匂いも虫たちを誘うためのもの。
そして花の後には実をつけ、また次の種子を残すために咲く。
すべては命を繋いでいくためのこと。
頭ではわかっていたその当然のことを、この目で見て、指で触れて、より近くではっきりと感じた時、
世界の見え方は少しずつ変わっていきました。

種は生き物です。
光と土と水と。
どんなにひっそりと静かな今でも、時が満ちればゆっくりと動き出す。
わたしたちを取り巻くものが、おおきく、はやく、進んでいっても、小さきものを置いてきてしまわないように。
見ること、触れてみること、感じること、それらを忘れないように、と手を動かしています。